日々のこと                           小谷田 潤: 良心>法律

9.10.2011

良心>法律

個展の準備をしながら、ニュースを聞いている。
最近、思う。

法律は、政府の都合で変えられるけど、
良心はひとりひとりの中にあり、コロコロ変えられないものだということ。
法治国家としての機能を失いつつあるわたしたちの国で、
今は、大人たちがその良心に従って、行動をとるべき時だと思う。
大学生のときは、法律に書いていないことは何でもやっていいと
思っていたし、良心なんてきれいごとだと思っていた。
でも、それは違う。
良心というのは、まっとうに生きていれば、歳とともに育っていき、
いつのまにか法律よりも自分に厳しく、自分を律するものになってくる。
言い換えれば、良心はプライドであり、
誰よりも自分がよく知っているものである。
それをごまかすことで、得られる喜びはまやかしで、真実ではない。
大人として、作り手として本当の喜びを伝えられるようになりたい。

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